Mai Leedy
ガレージセールを開催しました。

3月23日(土)、Hマート近くの個人宅で8家族合同でガレージセールを開催しました。開催時間は午前10時から午後2時と遅めスタートだったのですが大盛況で、4時間で売り上げがなんと合計$751になりました!みんなの家にあったいらない物がお金に変わるなんて、こんな素晴らしいイベントはありません。お越しいただいた皆様、ありがとうございました!

日本人コミュニティに限りますが、春は引っ越しが多い時期です。「私もガレージセールやってみたい!」と思った方のために、私達の体験談をシェアさせていただきます。(既に次回のガレージセールに関して問い合わせが来ています・笑)
まず、日本から来たばかりの皆さん、ガレージセールをご存知ですか?
ガレージセールとは、主に個人宅のガレージの中で眠っている不要品を処分するためにガレージや庭先で販売する個人的な中古品販売イベントことを言います。ビジネスライセンス取得や税金を徴収する必要はありません。
アメリカでは日本のように「年末の大掃除」と言う習慣はなく、強いて言えばそれが「スプリング・クリーニング」に当たります。冬が終わり暖かくなってから家の大掃除をするのです。どちらかと言えば、寒い真冬にやるよりはこちらの方が合理的ですよね。私達8家族も日本に帰国してしまう友達もいると言う理由もあって、3月末のこの時期に開催することになりました。

初めてガレージセールを開催した感想としては、いらない物がお金に変わって嬉しい!さらに家に眠っていた不要品が無くなって気持ちがスッキリするし、そして何よりも友達と集まってワイワイやる事が楽しかったです。味をしめて既に「秋に第二回目を開催する!」と意気込んでいます。
今回の大成功の鍵は、他州でガレージセール開催の経験がある友達が指揮を取ってくれた事です。とてもシステマティックに準備をし、当日の販売もスムーズに進めることができました。彼女の仕切りがなかったら、当日適当に商品を持ち寄って開催し、押し寄せるお客さんを対応出来ずパニック状態になり、結局どのくらい誰が売り上げたのかもわからないと言うカオス状態になっていたと思います。
彼女の指揮のもと、今回のガレージセールはこんな流れで開催しました。
①商品情報をシェア:誰がどんな商品を持ってくるのかをシャアファイルで伝え合う
②告知活動:①の情報をもとに日英でチラシを作り、それぞれが告知活動をする
③値札付け:前日までに全商品に各自イニシャル入りのプライスタグを付ける
④商品の搬入:前日までに会場に商品を搬入し、ディスプレイする
⑤お釣り用に集金:当日はお釣り用にそれぞれから一定の金額を集金をしておく。
⑥会計:会計用のテーブルを作り、売れた商品のタグを一覧にして管理&集計する。

お客様用に袋や割物を包む新聞紙なども用意する気遣いが日本人の素晴らしさ。アメリカのガレージセールでここまで準備する売り手を見たことがありません。
我が家は大掃除をしたわけでもないのですが、出てくる出てくる家の中の眠った不要品…。大物はゴルフクラブのセット、子供のおもちゃや服、大人の服、本、靴、食器を出品しました。使用感が出過ぎているものや状態の悪いものは無料で提供しました。売り上げは70ドル、大満足です。
最後に、第二回開催へ向けての改善点を考えてみました。私個人の考えです。
①開催時間は午前中(8時〜12時)がベスト。アメリカでガレージセールと言ったら朝早く出かけるイメージで、今回も実際8時に来てしまったお客さんもいました。午前中は会計に列が出きるくらい混んでいたのに、ランチ時間になると途端に人が減り、午後はちらほら。
②$3以下の商品が売れ筋:元々ガレージセールとは「ガレージで眠っている不要品を低価格でもいいから持ってって」と言うのがコンセプトです。新品や新品同様、または売れなくてもいいと思っている商品は高めに値段設定したのですが、ガレージセールでは見向きもされません。50セントや1ドルばかり売れていきます。5ドルを見ると「高い」感覚かもしれません。「持ってけ泥棒」的な値段でも処分したいものを中心に安価で売ります。
③ブランド物や高価な物はオンラインで販売:お客さんもキャッシュを持っていないし、高価なものはガレージセールで売れないので事前にFBのマーケットプレイスやNext Doorなどで販売することをお勧めします。ガレージセールに商品を見に来てもらうのがベストです。
秋は冬物、ハロウィンのコスチュームやホリデー関連商品も売れる事を期待して開催したいと思います!