Mai Leedy
トライアングルの魅力

日本人には馴染みのないアメリカ南東部ノースカロライナ州。
ノースカロライナに転勤が決まってから調べるも日本語の情報があまり見つからず、生活がイメージできない不安もあり、奥様のお仕事やお子さんの受験準備などを理由に単身赴任を選ぶご家庭もあります。
もちろんみなさんそれぞれ価値観も考え方も違いますし、何が正解なのかはご家庭それぞれ。ただ、個人的に私はノースカロライナで暮らせていることを「幸運」だと思っていて、その選択の「チャンス」に気が付かずに日本に残ると言う決断をするのはもったえないと感じてしまうのです。
そこで今日は、私達が大好きなコロラド州からノースカロライナ州へ移住を決めた理由と、実際住んでみて知ったトライアングル(ラーリーダーラム)の魅力をデータに基づいてお話ししたいと思います。 まず、日本人に馴染みのないノースカロライナ州ですが、アメリカ国内での評判はどうなのでしょう? US Newsが毎年発表する「アメリカの住みたい街ランキング」で、2018年はノースカロライナ州の3都市がトップ25都市に選ばれました。これは全米のメトロエリア125都市を対象に、雇用、望ましさ、生活費、暮らしの豊かさなどを基準に評価されます。
13位. Raleigh-Durham(前年7位)
22位. Charlotte(前年44位)
24位. Asheville
日本人の皆さんはきっとロサンゼルスやニューヨーク、ボストンなど有名どころが思い浮かぶと思いますが、アメリカ人の選ぶ住みたい街第一位はテキサス州オースティン、二位はコロラド州コロラドスプリングズ、三位はコロラド州デンバー、なのです。ランキング上位の街を見ても「住みたい街=刺激的な観光地」ではないのは一目瞭然ですね。
そこで、私達はランキング三位のデンバーを出て13位のノースカロライナ州ラーリーを選んだ理由からご説明します。雇用、生活費、暮らしの豊かさ、といった部分だけだったら迷わずデンバーを選んでいました。そして子供がいなかったらきっとずーっとデンバーで幸せに暮らしていたと思います。そう、移住先は「どこで子供を育てたいか」を基準に選びました。トライアングルには毎日69世帯(今はもっと多いはず)移住していると言われていますが、子育て世代は私達と同じような判断でノースカロライナを移住先に選んでいる家庭も多いのではないかと思います。以下が私達がNC移住を決めた大きな理由です。
1. 夫の仕事の可能性
2. 教育レベルが高い
3. 不動産や生活費が安い
4. 温暖な気候と自然豊かな暮らしができる
5. 日本人として快適に生活出来る
長くなりそうなので、ここからは次のブログへ。