Mai Leedy
《NCニュース》ソーシャル・ディスタンシングは効果あり!
日本政府は国民に正しいガイドラインを
なかなか出しませんね。
日本政府の経済救済対策や
日本からのツイートを読むたびに
悲しくなります。
大型イベントを開催していたり
みんなお花見(総理大臣夫人まで!)
や週末に観光していたり
普通に社員を出勤させていたり、
仕事に行くために休校中の子供達を
田舎の年老いたハイリスクの両親に預けていたり
学校が短縮授業で始まる?ところがあったり
開いた口が塞がらない…
日本は国民がSNSを使ってでも
ひとりひとりの意識を変えて
いかなくてはいけないと思います。
アメリカに住む日本人からメッセージを込めて、
今日付けのニュースをシェアしたいと思います。
アメリカの80%以上が現在Stay at home order
(Shelter in placeとも言う・自宅待機命令)
の一環としてソーシャルディスタンシングを
実施し始めて15日が経ちました。
ここ数日でアメリカの感染者や死者数もうなぎ登り
本当に効果があるのか半信半疑でいます。
そこで昨日行われた米国立アレルギー感染症研究所
アンソニー・ファウチ所長の会見を少しシェアします。
ファウチ所長によると、
ソーシャルディスタンシング(社会的距離対策)が
緩やかに効果を発揮し始めているといいます。
4月1日時点で、アメリカの感染者数は
186,101人、死者は3600人を超え、
今後2週間でまだ増えると予想されています。
一番感染者の多いニューヨークは8300人で
現在ピークに達していると予測されており
サンフランシスコやシアトルでは
数字が落ち着き始めたと報告されています。
今後テキサスやフロリダの感染者数が
ピークを迎えるとも予想されています。
ここまで見るとまだまだ好転しているとは
言い切れない状況で楽観視はできませんが、
ここまでは想定内で、引き続き
ソーシャル・ディスタンシングを
強く奨励し実施することで
この数字は横ばいになっていくと言います。
NCのみなさんも日本のみなさんも
ひとりひとりが高い意識と責任を持って
ソーシャル・ディスタンシングを
続けていくことが1日も早い終息に繋がります。
どうぞ、このメッセージをシェアしてください。