私の使っているシャンプーはパンテーン（コストコサイズ！）、コンディショナーは日本から持ってきたLuxです。バンバンCMを打っていて大衆が使っている超王道ブランドですね。きっと使ってはいけないシャンプートップ３に入る危険商品かと想像します（理由は後で書きます）。
ノーシャンプー生活はいつから始めたのかもう覚えてないのですが、２ヶ月弱くらいになると思います。結果から言うとあまりこれと言った進歩なし。シャンプー無しの不快感には全然慣れません。
まず、何の知識もないまま「シャンプーコンディショナーを使わない＝お湯で洗う」をしました。一日シャンプーしないだけで皮脂が出て髪の毛もギトギトしてきます。匂いも気になる。これではちょっと人には会えない、と結局３日目にはシャンプーを使ってしまいます。
毎週何かしら用事があるので誰かと会う時はやはりシャンプーを使うことになり、結局３日の壁を超えられないまま２ヶ月くらい経ちます。進歩としては、シャンプーをする頻度が減ったことで頭皮が少しずつアジャストし始めたようで皮脂の分泌が減った気がします。３日目でも以前よりは気になりません。
そして、久しぶりにパンテーンのシャンプーを使うと頭皮の脂を持っていかれるようで異常な乾燥を感じます。今まで４０年近くシャンプーを使い続け毎晩油分を取り除いていたのでしょうがありません。それに合わせて頭皮が大量に脂を出すようにプログラムされていることを再確認しました。だから最初のうちはシャンプー無し生活は皮脂が大量に出て不快感極まりないのです。
「ノーシャンプー生活」にご興味のある方は、最初の数ヶ月はシャンプーの頻度を減らすことから始めてみたらいかがでしょうか。頑張って週２回シャンプーを続けてみて、それでも辛い方は私の調べた代用品をご紹介します。
まず、純石鹸。日本にはシャンプー石鹸があったり、オススメできる天然の純石鹸が複数あるようです。調べればたくさん出てきます。アメリカで買う場合は日本の倍の値段になりますが、数種類買えます。
アメリカ在住の私は無添加の石鹸作りにも興味があるのですが、まずはアメリカ比較的どこでも手に入る下の代用品から始めてみました。
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① Baking Soda (シャンプー代用)
大さじ一杯くらいを頭に振りかけて頭皮にもみこんでみました。いろいろな掃除にも使えるだけあってなかなか汚れを取ってくれたような感じがします。ただ朝起きると粉が行き届いていなかった下半分が脂っぽい感じがありました。ムラが出るのが難点です。
② Dr. Bronner（シャンプー代用)
全身はもちろん、これ一本で歯磨き粉や食器洗い、車まで洗えるというマジックソープ。ちゃんと泡立つし、頭全体をムラなく洗えていい感じ。ただ洗い流すとキシキシ感がすごい。この後、私はリンス代わりにアップルサイダービネガーを使いました。Dr Bronnerのリンスが出ているようです。
③ Ivory (シャンプー代用)
９９.４４４％と純石鹸に極めて近いアメリカでどこでも買えるナチュラル固形石鹸。しかも激安、ターゲットで１０個入り４ドルくらいでした。子供達は全身これで十分。お風呂場もスッキリするし、安いし、身体にも安全。匂いも好き。
④ Apple Cider Vinegar (リンス代用)
１０倍に薄めて容器に入れてコンディショナー代わりに使っています。スッキリするし、髪のきしみも取れるしいい感じです。匂いも洗い流せば気になりません。
先日美容院へ行ってきたのですが、美容師であるSarinaもシャンプーは使わないようにしているとのことでした。彼女は例外で、基本的には美容師さんには相談しない方がいいと思います。美容・ヘア関連商品を使っている&販売しているので本音では話せませんよね。それから、美容スクールはヘア・美容産業と密接に関係していることが多いし、スクールの開催者が大手ヘアケア会社だったりします。ノーシャンプーという考えに反対の方が多いはずです。ヘアケア会社が開催している学校でシャンプーの危険性なんて教えるわけがないのだからしょうがないですよね。
Sarinaによると、パンテーンを使っているお客さんはすぐわかるそうです。皮脂を大量に取ってしまうからなのか、指が通らないと言っていました。彼女はナチュラリストなのでメイク落としもオリーブオイルだそうです。実は自称「化粧落とし難民」と言っていた私も最近は友達が置いていったホホバオイルです。スキンケアに関しては、また大きなトピックなので別記事で書きます。
最終的にはお湯洗いがゴールですが、頭皮が調整されるのに半年くらいかかるようです。なのでナチュラルな代用品で週２〜３回洗いながら、そのスパンを伸ばしていくようにしたいと思います。