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  • 執筆者の写真Mai Leedy

学校見学ラッシュ

更新日:2019年2月19日

我が家の息子は10月生まれの5歳で、来年9月からはキンダーガーテン入学でいよいよ義務教育が始まります。


だからこの時期母親の私は学校見学で大忙し。日本から来たばかりのママ達の常識を覆すと思いますが、アメリカでは自分の家がある学区の指定校以外に公立校の選択肢が複数あるのです。アメリカでは公立校も格差が大きくたくさんのランキングサイトが存在します。指定校のランキングが高いと不動産価値も比例するため、新しく家を選ぶ時にはその家の指定校の評価も必ず調べます。


日本から引っ越してくるご家族の場合も、義務教育のお子さんがいるご家庭はご自分でもここまでは調べて学校探し&家探しをされていると思います。私も教育関連の問い合わせが多く、学区を考慮してお家選びをお手伝いすることが多いです。旦那様の通勤が長くなっても日本人家庭は教育を優先して学区のいい場所に集まっていますね。


指定校があるならそこに入れればいいのですが、なぜ今私が学校見学に奔走し忙しいのかをご説明します。


① 指定校の中でも選択肢がある(3校見学)


私の住むウェイク郡では極端な人口増加に対応するためにYear Roundというスケジュールを取り入れている学校が多く、我が家の指定校もYear Roundです。基本的には一学期が9週間で3週間休暇というサイクルを繰り返すのですが、夏休み時期に帰国して子供達を日本の学校に入れたいなどの理由でTraditional Calender(日本と同じ)を取っている学校を希望するご家庭も多いです。我が家の場合は、第二指定校としてTraditional Calenderの学校が二校選択肢に入っていました。Capといって人数の上限に達すると入れない学校もあるので要注意です。チャペルヒルやダーラムは通常の公立校はTraditional Calenderのようです。


我が家の指定校は以前評価が高かったのですが、校長先生が変わって評価が5まで下がってしまいました。アメリカの大統領と一緒で校長先生の方針ややり方で学校の質が大きく変わるのです。だから指定校とはいえ無条件で入学させるのではなく、見学に行って校長先生や学校の雰囲気を見て納得できる学校に子供を入れたいと思います。


② チャータースクール(5校見学)


州単位で運営されているチャータースクールという公立校があります。ウィキペディアの説明を引用すると、1990年代から増えつつある新しい学校の試みで、チャーター (charter) と呼ばれる特別認可、あるいは達成目標契約により認可された初等教育もしくは中等教育レベルの学校です。わかりやすく言うと、正しくは「公募型研究開発校」です。保護者、地域住民、教師、市民活動家などが、その地域で新しいタイプの学校の設立を希望し、その運営のための教員やスタッフを集め、その学校の特徴や設立数年後の到達目標を定めて設立の申請を行う。認可された場合、公的な資金の援助を受けて学校が設立される。運営は設立申請を行った民間のグループが担当する。その意味では、公設民間運営校である。ただし、所定の年限の内に目標の達成や就学児童が集まらない事態に陥った時には学校は閉校になり、その場合の負債は運営者たちが負うことになる。


我が家は、近所にある評価の高いチャータースクールを今のところ第一希望としていて、見学した印象も期待を裏切らなかったので早速願書をオンラインで提出しました。その他に比較的近いという理由だけ1校見ましたがやはり興味なし。来週は以前牧場幼稚園で一緒だったママが設立メンバーのシュタイナー教育の新しい学校を見に行きます。同じ週に牧場幼稚園の園長先生が勧めてくれたチャペルヒルの学校、1月にはノースラーレーにある少人数制のチャーターも見学します。


③ マグネットスクール(2校)


郡単位で運営されている特別認可の学校です。去年11月にマグネットスクールのフェアに行ったブログはこちらからWake County Magnet and Early College Fair 個人的にはものすごく惹かれる学校がなかったのですが、気になる2校は今月中に見学に行きます。


今のところ、第1−3希望はチャータースクールなのですが、宝くじ並みの倍率で入れる気がしません(笑)。結局近所の指定校3校の中で決めることになりそうですが、チャーターに入れたら一生分の運を使っちゃう感覚です。しかもチャータースクールは親のボランティア活動も多いので、通学に片道30分掛かるのはあまり現実的ではないですよね。そうなると学校の近所に引っ越す可能性も出てきたりと、学校選びは大変なのです。


人口が増えているトライアングルではプリスクールもキャンセル待ちなので、来年9月入学の皆さんもプリスクール見学は今年中に済ませて、1−2月の願書時期を逃さないようにしてくださいね。


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